美味しいご馳走
そして美味しい牛乳を手にする
参加者たち・・・

新村浩隆さんと神田敏子さん
ごめんなさい!目を瞑ってしまって・・・

会場の「Tenerita」

ハコネウツギ
さいたまにて

2006.6.6

頑張るしんむら牧場・・・新村浩隆さん

 先日上士幌へ行き、毎日新聞の記者に同行した折、新村牧場のティールーム「クリームテラス」
で昼食をとった。
浩隆さんのお母様と歓談中に、お客様とご一緒に浩隆さんが見え、ご挨拶を交わした。
そして、「東京の南青山でパーティーがありますのでよかったら・・・」と案内状をいただいた。

5月19日、毎日新聞の記者と伯母様である神田敏子さんとそのパーティーに参加した。

 「Lifestyie Jam Session」、異業種の方々で催されたこのパーティーはしんむら牧場の
ミルクジャムと、ジャズの即興的な演奏をもじってつけられたそうです。
オーガニックコットンを原料としてタオル、リネン製品を作る「Tenerita」、住空間を快適にする
冷暖房システム、タオルウォーマーを手がける「ピーエス株式会社」北海道の海産物を商品
として販売する傍ら、鮭から生まれたバイオ関連製品コラーゲンを開発販売している「伊原
水産株式会社」、そして放牧牛乳、ミルクジャム、クロテッドクリーム等の商品を作り販売して
いる「しんむら牧場」が主催されました。

会場は「Tenerita」の2階、新村さんは一生懸命にご馳走を用意したり、商品を並べていました。
もう少しお待ちくださいとのこと、外で和やかに歓談されていた方たちも待っていたのでした。
間もなく、美味しい牛乳で歓迎をうけ、それぞれの会社の方のご挨拶、クロテッドクリームとイ
クラの載ったカナッペ、シャンペンで乾杯し、音楽学校大学院で声楽の勉強中という女性がオ
ペラの曲、「乾杯」「私のお父さん」などをアカペラで歌い、和やかな会場となりました。
美味しいものに舌鼓を打ちながら皆さんとお話をしました。

新村さんのご挨拶の中で、牛乳は放牧して育つ乳牛から搾乳したものが本物だと、そして現在も
せっかく育て、搾乳した牛乳は余り捨てられている。
ミルクジャムに使われているビート糖も地元のものですがこれも余っている。
近くによいものがある、それを使って作り出したものとのことです。
曽祖父の代で上音更に入植され、おじいさまである「新村源雄さん」は農協の理事長として働く傍ら、
国会議員として農業を営む人たちの窮状を訴え、改革に力を注いでいらした。
牛を守るおばあさま、そしてあとを継がれたお母様を見、自ら大学で農業を勉強し、海外で農業研
修を受け、本当の牛を育てさせて欲しいと「おじいさまの源雄さん」に頭を下げて、土の改良から始
まったそうです。
そして今、自ら新しいことへの挑戦を続けているようです。
現在、コラーゲン入りのヨーグルトを販売に向け頑張っているようです。

会の後、神田敏子さんと記者の方と3人で、表参道と地下鉄駅近くで見つけたニッカウヰスキー
直営のレストランでワインを片手に、上士幌、そして青春時代を熱く語っているうちに時間を忘れ、
終電にやっと間に合ったのでした。

頑張る人がいる、頑張っている人を見る、その中に身を置く楽しさを味わい、そして私はいい刺激
を受けたひと時でした。
新村さんに感謝です。ありがとうございました。