この度の鈴木様のジャズコンサートは本当に感謝しております。
 まさに、NHKの著名な教育番組「ようこそ先輩」を見る思いで、素晴らしい演奏を
聴かせていただきました。
 上中の子ども達にとりまして、貴重な「一期一会」の出会いに、重ねて感謝申し上
げている次第です。
 向寒の折、ご自愛ください。
「堀 光生校長先生からのコメント」
 11月9日、本校体育館にて、鈴木卓さんのジャズコンサートが行われました。
最初は、まず即興で演奏を始められ、そのうち本校校歌へとシフトしました。
あまりの巧みな技に生徒は自分の学校の校歌だと気づいていない様子でしたが、
卓さんの合図で一緒に歌うことが出来ました。
その他にも、「サウンドオブミュージック」の曲集や、「枯葉」、「世界で一つだけの
花」など、どれも馴染みのある選曲で、楽しい時間を過ごさせていただきました。
最後の曲の「宿命」は素晴らしいテクニックで、まさに圧巻でした。

今回このような機会をいただき、生徒共々本当に良かったと思っております。
また、近い将来に来校されるのを楽しみにしております。
「音楽教師 杉野先生からのコメント」
 “上士幌中学校で演奏してみたい”の予ての希望が実現した。
1曲目の上中校歌には何度も込み上げてくるものを感じながらの
演奏。
当時は慣習的に歌っていた校歌も今では特別な歌となり、“上士
幌中学校校歌”は私の心の中では紛れもなく名曲となっている。
 上中の皆さん「聞いていただき」ありがとうございました。
 こんな機会を与えてくださった甲地先生、教育委員会の船戸竜一
様、暖かく迎えてくださった幼なじみの山田忠雄さん(立派な字幕
制作)、地元同級生の皆様方に深くお礼申し上げます。
また東京から声援を送っていただきました斉藤聖子さん(上中校歌
作詞者:岩本先生のご令嬢)ありがとうございました。
鈴木 卓さんより
  • 上士幌中学校校歌
  • Autumn Leaves
  • Sound of Music
  • My Favorit Things
  • Climb Ev’ry Mountain
  • Golliwogg’s Cake Walk
  • 家路
  • ユーモレスク
  • 世界に1つだけの花
  • つばさをください
  • 砂の器より 「宿命」第1楽章
演奏曲目
Photo 甲地教頭先生
『ようこそ先輩』 鈴木卓 ジャズコンサート
Photo 船戸竜一
塩野先生に花束を頂き、
クラスメートも壇上に
Tak Suzuki Jazz Concert 鈴木 卓 ジャズコンサート     於:生涯学習センター
 11月9日午前は中学校で、そして夜は生涯学習センターで鈴木さんのコンサートが行われました。
鈴木さんは“1度は上士幌で”と言っていました、その夢が叶ったのです。
去年のことでしょうか上士幌中学校へ行き、鈴木さんは音楽室でピアノを弾かれたようです。
その様子を見ていた教頭の甲地先生から今年の7月、「電話を下さるように伝えてください」と言う
伝言、それがお誘いだったのです。
昼間、中学生だけにではもったいない、せっかくだからと動き出したのが中学校のクラスメートです。
夜のコンサートは今までにない、大入り、160席のうち120席ほどが埋まったそうです。
写真を送ってくださった、教育委員会の社教、体振担当の船戸竜一さんは「とにかく、楽しい、素晴ら
しいコンサートになりました」と。
そして「こんな楽しいコンサートは初めて」などと、絶賛の言葉が沢山聞こえてきました。
鈴木卓さん、上士幌でコンサート
“夢ついに実現!!”
2004.11.16
 120席が埋まったと言うのは今までには無かったこと、ほぼ満席だったようです。
きっと「卓のために」とクラスメートが頑張ったのでしょう。
夜のコンサートは趣が変わり、大人のコンサートという雰囲気ですね。
約2時間のコンサートで20曲ほど演奏してくださったそうです。
映画音楽、トークありで、楽しくあっという間の2時間だったようです。
時々演奏していて胸に込みあげてくるものがあった、自分で感激していたと鈴木さん。
最後にクラスメートが壇上に、そして恩師の塩野先生から花束をいただいた時は感激
して何も話せなかったそうです。
あとで、きちんと挨拶も出来なくてと・・・。
でも、きっと皆様も分かってくださったでしょう。
立派になった教え子を見て塩野先生もきっと嬉しく、また胸がいっぱいだったのではな
いでしょうか
きっと、きっとまた演奏の夢叶うことでしょう。
稲葉さんも感動されたと掲示板に、そして私にメールを書いてくださいました。
上士幌のこと、中学校のことをよく教えてくださるあおきさんは楽しみにしていたのに
その日の勤務は小学校、夜を楽しみにしていたのにお母様が行ってしまいやむなく
留守番、帰ってきたお母様はお風呂で鼻歌とか、コンサートの余韻を持ってお帰りに
なったようです。
山田忠雄さんとは小さい時からよく一緒に歌ったり、演奏を聴いていただいたと言う仲
だったそうです。
その忠雄さんにとても立派な看板を作っていただいたと、鈴木さんは喜こび、感謝して
います。
忠雄さんの弟さんは水木じょう(掲示板ではタチオ)という名で札幌で演奏活動をされ
ています。
上士幌出身の方がいろんな所でいろんな形でがんばっています。
いつかふるさとで一同が集まって演奏されたり、催しが出来ると素晴らしいでしょうね。
そんな事を願いながらこれからも多くの方のことをご紹介したいと思っています。