2004.3.5
沈丁花
 私事で恐縮ですが、昨年10月8日、母嶺野せいが98歳の天寿を全うし他界しました。
上士幌で和裁を教えていたので覚えている方もいるのではないかと思います。
 私は昨年11月3日、地方自治功労(帯広市議会議長)で秋の叙勲を受けました。
 ふるさとは遠きにありて思うものーと云いますが、帯広に住んでいても、めったに上士
幌に出かけることはありません。
上士幌は幼き日のメルヘンの世界のようになっています。
変革の時代、地方自治は合併問題で揺れていますが、地域おこしは結局、人づくりであ
ることに気付きます。
首都圏で活躍しているみなさん、ふるさとへの思いを発信して、若い人たちに伝えてくだ
さい。
 平成の語り部となり、子々孫々に思い出を残していただきたいと思います。
みなさんのご多幸を帯広の空からお祈りしております。
                           
                               帯広市  嶺野 侑
 3月になり早や5日、今年も卒業式の季節がやってきました。
そして各学校の入学試験などに悲喜こもごも、落ち着かないご家庭も多いことでしょう。
いつものように、勝毎ドット・コムを見ていますと、今年は上士幌高校では4年制大学に合格
した人が10人の王台に乗ったと書いてありました。
高校の先生方の熱意と受験生の努力が実ったようです。

そろそろ街中では羽織袴の姿がみられるころですが、このところ春の陽気も遠のき、厚いコ
ート、マフラーが手放せません。
それでもいつもより早い桜の開花予想、なんとなく浮き立つこの頃です。

先日、このHPで各地の上士幌会の交流をと言う話が出て、早速、帯広の嶺野様宅に電話を
しました。

お母様が亡くなられたなどでお忙しい日々を過ごされているご様子でした。
また、昨年会長を辞され、吉田政一(まさかず)さまが会長を引き継がれました。

嶺野侑さまからは早速お便りをいただきました。

そして吉田様に電話をいたしましたら、5月22日に帯広上士幌会の定期総会があり、その時
には合併問題などについての「ふるさと講座」も予定しているそうです。

では、嶺野さまのお便りをご紹介いたします。
嶺野侑さまからお便りを頂きました
               
(元帯広上士幌会の会長)
Photo S.Tamori
 帯広十勝川で羽を休める白鳥です。
十勝川温泉のホテルに面した川辺は今では観光スポット、そして写真家のシャッター
スポットでもあるようです。
朝靄のたつ、日の出の頃から吐く息を白くしてシャッターチャンスを待っているようです。
私たちはその美しい景色をNHKのニュースで見ますが、友人にお願いして昼の様子を!
もうそろそろ北へと旅発つのでしょうか・・・。